各種健診・予防接種・禁煙外来・オンライン診療

特定健康診査(健診)

生活習慣病の予防のため、40歳から74歳までの方を対象に、メタボリックシンドロームに着目した健診を行います。検査内容は身体計測、尿・血液検査などです。私は大丈夫と思ってらっしゃる方も一度お受けください。なるべく早期に判明することが大事です。生活習慣病のリスクが高く、生活習慣の改善のサポートを行います(特定健康指導)。予防効果は十分に期待できます。いまや人生100年時代です。いつまでも若い体づくりを心がけましょう。
検査内容:
問診、身体測定(身長・体重・BMI・腹囲)、血圧測定、尿検査、血液検査

イラスト:聴診器
堺市国保 特定健康診査
(40-74歳の方)

堺市国民健康保険特定健康診査の受診券は、令和2年5月上旬以降に発送されてきます。

社会保険 特定健康診査

全国健康保険協会(協会けんぽ)について紹介しています。

詳細につきましてはクリニックに相談下さい。

「メタボリックシンドローム」とは?

肥満のうちでも、おなかの内臓に脂肪がたまり腹囲が大きくなる内臓脂肪型肥満があります。これに、高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態に変化します。

「肥満」とは?

「肥満」とは、からだに過剰の脂肪が溜まっている状態のことを指します。
もちろん肥満だけでは、直ちに病気となり治療の対象となるわけではありません。
肥満を元に健康を害している、または健康への被害が予測される状況のことを「肥満症」と呼びます。肥満症は糖尿病や脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病を発症させ、脳・心血管疾患を引き起こすだけでなく、がん、認知症などの原因となります。

現在はBMI(体格指数:kg/m2)が基準に用いられ、BMI25以上35未満が肥満症と判定されます。BMI35以上を高度肥満症と呼びます。高度肥満症では睡眠時無呼吸症候群や心不全がみられることがあります。
食事・運動・行動療法を基本として行い、関連する健康障害を予防・改善することです。体重の減量目標は肥満症では現体重の3%で、高度肥満症では5-10%です。
肥満症は疾患になるため、医学的な減量治療が必要です。

【BMI :body mass index = 体重(kg)÷身長(m)2】

がん検診

がんは早期発見・早期治療が大変重要です。堺市における令和2年4月1日から令和4年3月31日までの "がん検診" が決まりました。胃がん、肺、大腸、子宮、乳がんは以前と同様で無料です。また、胃がんリスク検査と前立腺がん検査が無料となりました。

  • 奇数年齢の方で、直前の偶数年齢時に受診していなければ、保健センターへ事前に申請した上で受診可能となります。
堺市がん検診総合相談ポータル

胃がん検診

  • 対象者:50歳以上の偶数年齢の市民
  • 検査内容:問診、胃内視鏡検査
イラスト:胃カメラ

肺がん検診

  • 対象者:40歳以上の市民
  • 検査内容:問診、胸部X線撮影(たんの検査は喫煙歴や血痰症状が対象者となります)
イラスト:検診胸部XP

大腸がん検診

  • 対象者:40歳以上の市民
  • 検査内容:問診、便潜血反応(2日法)

乳がん検診

  • 対象者:40歳以上の偶数年齢の女性
  • 検査内容:問診・視触診・マンモグラフィ
    問診と視触診については当クリニックで可能です。女性医師がご希望の方は婦人科診療時間で施行することが可能ですので、クリニックへの電話予約をお願いします。 マンモグラフィ検査は近隣の医療機関と連携しておりますので、来院されました日に予約をさせて頂きます。
    乳がん検診と子宮がん検診の同時予約が可能です。

子宮がん検診

  • 対象者:20歳以上の偶数年齢の市民(女性)
  • 検査内容:問診、視診・内診、細胞診検査

胃がんリスク検診

    ヘリコバクター・ピロリ菌感染症は胃がんリスクが高くなります。
    このためなるべく早くに胃がんリスク検診を受けて頂き、ヘリコバクター・ピロリ菌陽性の場合は早期の除菌治療が必要になります。 無料です。

  • 対象:35歳~49歳の市民(この間に1回のみ)
  • 検査内容:問診、血液検査(ヘリコバクター・ピロリ菌に関する検査、ペプシノゲン検査)

前立腺がん検査

男性の前立腺という骨盤内にある臓器にできるがんであり、早期の場合は無症状です。早期の前立腺がんを発見するために前立腺がんの血液マーカー"PSA"を測定します。 無料です。

  • 対象:50歳~69歳の偶数年齢の男性市民
  • 奇数年齢の方は、直前の偶数年齢移行時に受診していなければ、奇数年齢でも受診可能とします。ただし保健センターへ事前に申請が必要です。)
  • 検査内容:問診、血液検査(PSA測定)

肝炎ウイルス検査

対象者:過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない方で

  1. 20歳以上で40歳未満の市民の方
  2. 40歳以上の方で、他に職場検診などにて肝炎ウイルス検査を受診する機会が無い市民の方
  • 問診
  • 肝炎ウイルスに関する血液検査(HBs抗原検査 HCV抗体検査)

詳細につきましてはクリニックにご相談下さい。

定期健康診断、企業検診、診断書

定期健康診断(コースA、B、C)、企業検診(雇入れ、入職後)

種々の健康診断に対応します。ご相談ください。

  コースA コースB コースC
身体測定(身長・体重・BMI・腹囲)
視力・聴力検査
基礎血圧測定
胸部X線検査
血液検査* -
尿検査**
心電図検査 - -
料金 12,000円 9,500円 7,000円

*血液検査(貧血チェック:赤血球数・ヘモグロビン、肝機能チェック、GOT、GPT、γ-GTP)、脂質チェック:中性脂肪・HDL-コレステロール・LDL-コレステロール)、血糖測定

**尿検査(蛋白・尿糖)

企業検診(雇入れ、入職後)

企業検診:12,000円

  • 上記内容に準じて行います。あらかじめお申し出ください。
  • 健診結果の証明書が複数枚必要な場合は別途料金が必要になります。

自費検査(オプション)

視力検査 600円
聴力検査 1,300円
胸部X線検査 3,000円
心電図検査 2,500円
胃カメラ検査(スクリーニングのみ) 18,000円
腹部超音波検査 6,000円
甲状腺または乳腺超音波検査 3,500円
簡易色覚検査 800円

尿・便・その他の検査

尿検査 400円
便潜血反応(2回法) 1,100円
便培養検査(赤痢、サルモネラ、O-157、カンピロバクター、腸炎ビブリオ) 6,500円
新型コロナウイルス核酸増幅検査(診断書付き)
※あらかじめ電話連絡が必要です。
20,000~25,000円
便中ヘリコバクターピロリ検査 3,500円

採血検査

貧血チェック(赤血球数・ヘモグロビン) 500円
肝機能チェック(GOT, GPT, γ-GTP) 600円
脂質チェック(中性脂肪・HDL-コレステロール・LDL-コレステロール) 600円
腎機能チェック(尿酸・クレアチニン・BUN) 1,600円
ヘモグロビンA1c 1,500円
ヘリコバクター・ピロリ抗体価検査 1,700円
甲状腺機能検査(TSH, FT3, FT4) 4,500円
血液型 2,700円
結核菌特異的検査 T-スポット 9,500円
PSA(腫瘍マーカー) 1,600円
CEA(腫瘍マーカー) 1,500円
CA19-9(腫瘍マーカー) 1,600円
SCC(腫瘍マーカー) 1,500円
AFP(腫瘍マーカー) 1,500円
CYFRA(シフラ:腫瘍マーカー) 3,500円
抗体検査 麻しんIgG 2,500円
抗体検査 風しんIgG 2,500円
抗体検査 おたふくかぜ(ムンプス)IgG 2,500円
抗体検査 水痘・帯状疱疹IgG 2,500円
B型肝炎抗原(HBsAg) 1,500円
B型肝炎抗体(HBsAb) 1,500円
B型肝炎抗体価測定 3,500円
C型肝炎抗体(HCVAb) 1,600円
  • 種々の健康診断に対応します。お気軽にご相談ください。
  • 税込み価格で表示しています。

各種予防接種(ワクチン)

予防接種とは、みずらが感染症にかかりにくくすることができる一方で、社会全体での感染症の流行を防ぐことができます。また、予防接種を受けないで海外に渡航した時に海外で感染することがあります。最近では海外の旅行者が多くなり、国内で流行していなかった感染症が増加する場合があります。
ワクチンの理解を深めて上手に活用しましょう。

堺市 個別接種

イラスト:ウィルス

詳細につきましてはクリニックにご相談下さい。

ご自身に不足の可能性があるワクチンについて
(おとな)

任意接種ワクチン・トラベルワクチン

  • インフルエンザワクチン(通常1回接種 ただし6歳以上)
    →例年9月初旬から予約受付を開始して、10月初旬から接種をはじめます。予防接種の効果が出始めるのに約2週間かかります。
    堺市 インフルエンザについて
  • B型肝炎ワクチン

    3回の接種が必要です。

    1. 1回目
    2. 2回目(①の4週後)
    3. 3回目(①の20-24週後)

    ただしHBs抗体が獲得されていない場合は追加接種が必要です。

  • A型肝炎ワクチン

    3回の接種が必要です。

    1. 1回目
    2. 2回目(①の2-4週後)
    3. 3回目(①の24週後)
  • 水痘・帯状疱疹ワクチン

    ワクチン接種の対象は、50歳以上で1回です。
    帯状疱疹について:発症率は50歳以上で増加し、50代、60代、70代と加齢に伴って増加します。また、帯状疱疹後神経痛への移行リスクも加齢とともに高くなります。水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫力を高めて、帯状疱疹の発症を予防することができます。また帯状疱疹を発症したとしても軽症ですみ、帯状疱疹後神経痛などの後遺症の予防にもつながるといわれています。

  • 帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン シングリックスⓇ)

    50歳以上の成人2ヶ月間隔で2回筋肉注射を行ないます。
    上記従来型と比較して、帯状疱疹を予防する効果が高く50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%の発症予防効果が認められています。また従来型より発症予防効果が9年間は持続すると報告されています。

  • 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)ワクチン
  • MR(麻しん・風しん混合)ワクチン
  • 日本脳炎ワクチン
  • 3種混合ワクチン(百日咳・破傷風・ジフテリア)
  • 4価髄膜炎菌ワクチン
  • 狂犬病ワクチン

料金一覧

B型肝炎ワクチン 7,000円
A型肝炎ワクチン 8,000円
水痘・帯状疱疹ワクチン 8,000円
帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン):
シングリックスⓇ
※2か月間隔で2回接種が必要
22,000円
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 7,000円
MR(麻しん・風しん混合)ワクチン 11,000円
風しんワクチン 6,000円
麻しんワクチン 6,000円
日本脳炎ワクチン 7,000円
4価髄膜炎菌ワクチン(メナクトラ筋注Ⓡ) 23,000円
Hib(ヒブ:インフルエンザ菌b型)ワクチン 10,000円
狂犬病ワクチン 17,000円
3種混合ワクチン(百日咳・破傷風・ジフテリア) 6,000円
イモバックスポリオ(不活化ポリオワクチン) 10,000円
破傷風ワクチン 4,000円
  • ワクチン接種1回あたりの料金です。
  • 価格は時期によって予告なく変動することがあります。
  • ワクチン接種は、事前にご予約頂きますようお願いします。
  • 留学の際に必要な予防接種証明書作成など5,000円~
海外で健康に過ごすために(FORTH)

帯状疱疹ワクチンについて

ワクチンを接種することで、帯状疱疹の発症率を下げ、重症化を防ぎ、帯状疱疹後神経痛(PNH)を予防する効果があります。

生ワクチンとシングリックス(不活化ワクチン)の比較
  • 発症予防とPNHの予防効果
    生ワクチンは発症予防効果が約50%程度でPNHの発生を3分の1に抑えます。
    一方でシングリックスは発症予防効果は50歳以上の人で97.2%で
    70歳以上でも89.8%です。また、PNH予防効果は88%と高い効果があります。このようにシングリックスが生ワクチンを上回ります。
  • 接種後の予防期間
    生ワクチンは5年程度でシングリックスは9年以上です。
  • 価格と回数
    表にお示しする内容です。
    生ワクチンは1回の接種、シングリックスは2回の接種です。シングリックスの方が費用が高くなります。
  • 副反応
    どちらとも注射部位の腫脹や痛みが存在しますが、シングリックスの方が強いと言われています。
    3-7日でおさまると言われています。

詳細につきましてはクリニックにご相談下さい。

禁煙外来

禁煙してみませんか?

タバコは健康な生活を送りたいと考える方にとって、大事な健康を害するリスクが増加します。
また一緒に生活する家族に、健康的な負担を強いることになります。

保険診療で禁煙補助薬を用いて禁煙のお手伝いを行ないます。
ただし、禁煙外来に通院して頂くことが必要となります。約3ヶ月の間に5回程度の受診が必要です。
禁煙補助薬については、貼り薬であるニコチンパッチ(ニコチネルTTSⓇ)や飲み薬であるバレニクリン(チャンピックスⓇ)があります。ご本人と相談の上で、使用薬剤を選択します。

受動喫煙について

禁煙ができた時の自分をイメージして下さい!

長年のタバコでダメージを受けた体も、禁煙により健康に近づいていきます。
それにタバコをやめた直後から、家族や周囲の人が受動喫煙をうけるリスクがなくなります。

禁煙すると数日後に・・・

  • 目覚めがさわやかになった
  • 肌の調子が良くなった
  • 衣服や部屋がタバコ臭くなくなった

数か月から数年後に・・・

  • 慢性気管支炎(咳、痰、喘鳴)が改善します
  • 軽度・中度のCOPD患者さんで肺機能が改善します
  • タバコを吸い続ける人に比べると狭心症や心筋梗塞のリスクが著明に改善します
  • タバコを吸い続ける人より、咽頭がんや肺がんのリスクを改善します
一酸化炭素ガス分析器を用いた禁煙治療を行います。
一酸化炭素ガス分析器

禁煙サポート外来を受診してみませんか?
初回の方は、あらかじめクリニックにご連絡下さい。

オンライン診療(スマホ通院)

遠隔診療(オンライン診療、電話診療)とは、高血圧などの生活習慣病や喘息、花粉症などの同じ種類のお薬が定期的に必要な患者さんが主として行われます。
時間的な都合で診察の予定がとれない方で再診の方を対象にしておりました。
最近では、新型コロナウイルス感染流行により、感冒やその他の疾患で初診の患者さんもスマートフォンから診察を受けることが可能となりました。

当クリニックでは初診・再診ともにオンライン診療を行います。
(初診:当クリニックにはじめてかかる方/再診:当クリニックにかかったことがある方)

オンライン診療のメリット

病院まで行く必要がなく、待合室での待ち時間や移動時間を減らすことができます。

Webでアカウントを取って頂き、予約をしてWebカメラでの診察を行った後に、処方を郵送させて頂きます。
お支払いはクレジットカードとなります。

オンライン診療開始からの手順と方法

自費診療

プラセンタ注射について

2023年4月からプラセンタ注射療法は自費診療となります。

初回 2,000円
2回目以降 1,400円(薬剤1本)
2,000円(薬剤2本)

当クリニックで保険診療にて注射を受けられていた方は2回目接種の対象です。

「サノレックス®によるダイエット治療」について

サノレックス®(食欲抑制剤)とは

食欲調節中枢などに作用して食欲中枢を抑制し、満腹中枢を刺激することにより食欲抑制作用を示します。

BMIが35以上の高度肥満症患者に対して、食事療法及び運動療法の補助療法として厚生労働省が認可している薬です。有酸素運動を組み合わせることによって、より効率よくダイエットすることができます。

ダイエット中であるが、どうしても食欲を抑えることができない方には効果的な薬です。当院では、有害なダイエットを予防するため、自費診療をお断りするケースがあります。BMI35未満の方が対象となります。

  • 料金などご不明な点がございましたらご連絡下さい。

「アミノインデックス リスクスクリーニング®(AIRS)」について

1回の採血で、現在「がん」である可能性、10年以内に「脳卒中」を発症するリスク、10年以内に「心筋梗塞」を発症するリスク、4年以内に「糖尿病」を発症するリスクについて評価可能です。
アミノインデックス リスクスクリーニングは”がん”リスクスクリーニング®(AICS)と”生活習慣病”リスクスクリーニング®(AILS)とがあります。

がん種について

  男性 女性
AICS 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん(5種) 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がん(6種)

対象年齢について

  男性 女性
AICS 25-90歳
ただし前立腺がんは40-90歳
25-90歳
ただし子宮がん・卵巣がんは20-80歳
AILS(脳疾患) 30-74歳 30-74歳
AILS(糖尿病) 20-80歳 20-80歳
  • 検査ご予約が必要です。
  • 本検査の料金やご不明な点がございましたらご連絡下さい。
アミノインデックス®

〒591-8025
大阪府堺市北区長曽根町3082-1
クリニックステーションなかもず 2階

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FAX.072ー240-2371

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敷地内駐車場あり
大阪府道28号(ときはま線)沿い、
デニーズ中百舌鳥店向かい