骨粗鬆症・老年内科・漢方診療について

骨粗鬆症

年齢を重ねると骨の強度が低下して、骨折しやすくなる骨の病気を“骨粗鬆症(こつそしょうしょう)”といいます。
しりもちをついた時、転倒した時、くしゃみをした時など、わずかな衝撃で骨折してしまいます。

特に骨折しやすい部位は

  • 背骨(脊椎椎体)
  • 脚の付け根(大腿骨近位部)
  • 手首(とう骨)

などです。

骨粗鬆症による骨折は、生活環境が急に変わってしまい、中には介護が必要となることがあります。
骨粗鬆症は自覚症状が乏しいので、意識して定期的に骨密度検査を受けることをお勧めします。いきいきと生活できるよう心がけましょう。

骨粗鬆症は女性の閉経後や加齢に伴って増加し、50歳以上の女性の約25%、男性でも70歳を過ぎると少なくとも10%以上は骨粗鬆症の状態にあります。
男性が骨粗鬆症となって転倒しますと、女性より大きな障害を受けやすい傾向にあります。骨粗鬆症に関係する骨折や転倒は、介護の必要となった原因の約10%を占めます。これば脳血管障害、認知症、高齢による衰弱、関節疾患に次いで多い寝たきりの原因です。

また、骨粗鬆症の発症に関連する糖尿病や高血圧などの生活習慣病にかかる割合や、骨の健康に影響する喫煙や飲酒をする割合が、女性より男性が高い傾向にあります。これらの生活習慣病の治療を行いながら、骨粗鬆症についてチェックしていきましょう。

女性の骨粗鬆症についてはこちら

骨粗しょう症とは?

老年内科

高齢化すると、老化に伴う全身の機能低下により複数の疾患を抱えるようになります。
この複数の疾患や特有の疾患について診断と治療を行い、また予防を呼びかけることが重要です。
疾患を抱える高齢者に対して、身体的・精神面も含めてトータルにサポートし、これからの生活の質がよくなるようにさせて頂きます。訪問診療も継続して行うことが可能です。

漢方診療

漢方診療は古くから行われている伝統医学であります。病気についてと、包括的な視点でひとを診るという診療を行います。
漢方薬の近年の研究では、食道・胃疾患である機能性ディスペプシアに対して“六君子湯”が有効であること。
また、腹部手術後の腸閉塞に対して“大建中湯”が有効であることが証明されています。
西洋医学的なお薬での効果を補助する役割を示すお薬や、治療が困難な時に、漢方薬が効果を示す場合があります。
現代の医学的な治療を主体として、ご相談させて頂きます。


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