アレルギー性鼻炎/舌下免疫療法
アレルギー性鼻炎の治療について
アレルギー性鼻炎は2-4月にかけて飛散する「スギ花粉」に対するアレルギーに起因する季節性のものと、1年中症状の見られる「ハウスダスト」による通年生のものがあります。重症のものだと、仕事、家事、学業などの生活の妨げになります。
当院で取り入れている治療法は薬物治療、舌下(ぜっか)免疫療法です。
薬物治療
鼻アレルギー診療ガイドラインに沿って薬物治療(抗ヒスタミン薬、トロンボキサンA2薬、ロイコトリエン拮抗薬)を行います。また、ステロイドなどの点鼻薬もあります。
舌下免疫療法
減感作療法です。
減感作療法とは
患者さんのアレルゲンを少しずつ体内に入れて、徐々に増やしていくことで過敏な反応を減らしていく治療法です。アレルギー性鼻炎を内科的治療で根治する治療です。
重症花粉症とは?舌下免疫療法について
舌下免疫療法は、治療薬を舌の下に置いて一定期間後、飲み込む治療方法です。自宅での服薬でも無理なく続けられます。
舌下免疫療法には、いくつかの種類があります。下記は、当院で取り入れている免疫療法です。
シダキュア舌下錠
スギ花粉をアレルゲンとする患者さまを対象とした舌下免疫療法です。
ミティキュア舌下錠
ハウスダスト(ダニ)をアレルゲンとする患者さまを対象とした舌下免疫療法です。
アテシア舌下錠
ダニをアレルゲンとする患者様を対象とした舌下免疫療法です。
アテシアとは?上記はクリニック内で導入の後に、毎日服用して頂きます。
詳しくはお尋ねください。
緩和ケア・がん診療連携
大阪府がん診療地域連携パスとは?
がん患者さまを、がん診療の拠点病院の「主治医」と地域診療所の「かかりつけ医」とで連携しながら共に患者さまを見守るシステムで、その「診療計画表」のことを「がん診療連携パス」といいます。(患者さまにもお渡ししますので、ご自分でもチェックできます)
「がん診療連携パス」に基づき、専門的診療は拠点病院で、日常診療は地域の「かかりつけ医」で分担するため、患者さまは「ふたりの主治医」を持つことになります。
近くにかかりつけ医を持つことで、遠くの大病院への通院時間や長い待ち時間が短縮されますし、がんの治療計画や経過もわかりやすく、がん以外の病気の診療やワクチンなども「かかりつけ医」で診ることができるので、安心で質の高い医療を受けることができます。
現在、当クリニックでは、5大がん(肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、肝がん)と、疼痛緩和を目的とした「がん疼痛緩和」のパスを運用しています。
地域連携パス検索(大阪がん情報提供コーナー)
当クリニックは連携医療機関として登録しております。
しょうのクリニック(大阪がん情報提供コーナー)
詳細につきましてはクリニックにご相談下さい。
訪問診療・往診
訪問診療とは
訪問診療とは、医師が定期的に患者さんのご自宅に訪問して診療させて頂くことです。
年齢や疾病により、病院やクリニックに通院困難な方が対象になります。
原則として月2回以上、あらかじめ計画しておいた日時に訪問して、診察・検査・薬の処方・療養上の相談や指導を行います。
ご自宅での生活をサポートして再入院を予防し、ご家族のご負担を軽減させて頂きます。
- 定期的な訪問に加え、緊急時には臨機応変に対応し365日24時間体制で在宅療養をサポートします。
- 患者様ご在住の地域の関連医療機関(訪問看護ステーション、地域医療連携病院、連携在宅クリニック)がサポートします。
- クリニックでは生活習慣病をはじめ、がんなどの難治性疾患についても訪問診療させて頂いております。
ご希望がございましたら、クリニックまでご連絡ください。
ご自宅で可能な処置について
- 検査(血液、尿、細菌など)
- 薬剤の処方、処方箋の発行
- 点滴注射
- 中心静脈栄養などの管理
- 在宅酸素療法
- 人工呼吸器管理
- 気管切開部管理
- 胃ろう管理
- カテーテル管理
- 褥瘡(床ずれ)ケア
- 緩和ケア
- オピオイドによる疼痛管理
- 終末期医療 など
まずはクリニックまでご連絡下さい。
当クリニックでは生活習慣病をはじめ、がんなどの難治性疾患についても訪問診療させて頂いております。
ご希望がございましたら、クリニックまでご連絡ください。